『聴覚の衰え』について

2022/12/1 木

“聴覚”は刺激がないと衰えてしまいます

“聴覚”が低下すると、言葉が曖昧に聞こえ、判別できる単語が減ってしまって、判別できなくなった単語は言葉で発する際に徐々に使わなくなってしまう可能性があります。使用頻度が減った単語や言葉は、曖昧になったり別の言葉に変容したりして、もともとの言葉の記憶が薄れていきます。
且つ、「聞こえ」が悪いので新しく言葉を覚える学習能力も落ちてしまいます。

人間にとって外から得られる刺激のうち「聴覚刺激」は、とても多いのです。“聴覚”は、寝ている時でさえも神経細胞の活動レベルは低下こそしますが、まだまだ働いています。そのため、大きい音がしたりすると目が覚めるのです。
実は、その“聴覚”への刺激がなくなると、認知の低下をもたらす可能性があり、一旦聴覚認知が低下すると元に戻ることは難しいと言われています。

「聞こえにくい」ということは

難聴の方は、「聞こえにくい」状況から、孤立感・疎外感を感じて積極的に外出をしなくり、人を接することをしなくなったりして、対外的な生活の制限をしてしまう傾向がありますが、実はそれだけではありません。
難聴は生活の最小単位である家庭生活においても家族に負担をかけることにもなるのです。
「言った!」「いや、聞いてない!」といったことや、“最近会話をすることが減った”、“喧嘩をすることが多くなった”など、聞こえていれば避けられた会話のトラブルが実は多いのです。

聞こえにお悩みの方、そして補聴器のことや難聴・認知機能について知りたいとお考えの方は、ひまわり補聴器センターにお気軽にお問い合わせください。

周りの人たちと同じ音を聴き、周りの人たちと会話を楽しむためにも補聴器の早期使用をオススメします。

→ トップページへ